前夜から未明にかけて行われたサッカー・ワールドカップの2試合で、たて続けにおかしな判定が出た。まあ、審判とはそういうものだというのか、選手たちも渋々従っていたが、見てる方は興ざめだ。
鼻白ませた2つの明らかな誤審
おかしな判定のひとつは、ドイツ・イングランド戦。ドイツが2-1でリードしていたとき、イングランドのランパードのシュートがバーに当たって、ゴールエリア内に落ちたのが認められなかった。同点になって仕切り直しか、という大事な場面だった。
もうひとつが、アルゼンチン・メキシコ戦。アルゼンチンのメッシのシュートをキーパーが止め、こぼれたボールをメッシがパス。これをテベスが頭で押し込んだのだが、テベスの位置は明らかにオフサイドだったのに、ゴールとされた。
みのもんた「審判のミスはあったが、文句をいってもしょうがない」
しかし、解説のラモス瑠偉は「(イングランドは)あれで試合の流れを変えられたんだけどね」
あらめて問題のシーンを見ても、疑問の余地はない。あきらかに誤審だ。野球ならビデオ判定というのがあるが、サッカーは遅れてるのか。番組ではカナダ・トロントで開催されているサミットで、英独の首相が並んでテレビ観戦している映像も流れたが、誤審のとき2人がどんな声を発したかも知りたかった。
「4―0」無理でも「3-0」で日本
みのは誤審判のことより、組み合わせ表のパラグアイを指で叩いて、日本との対戦を心配する。「4-0で日本」と言っていたのを、今朝は「3-0」に修正した。高畑百合子アナは「(試合翌日の)水曜の朝が楽しみです」なんてニヤニヤ。
ラモスは強気で一貫して「大丈夫、大丈夫」。スコアはみのの「3-0」に対して「2-0」。攻め上がってのシュートがひとつ、フリーキックがひとつだとする。過去の対戦成績から苦戦を予想する声にも、「過去はどうでもいい」「パラグアイには死角がある」などなど。
そのパラグアイとがどんな国かも延々とやったが、みのは「地球の裏に朝が来るぅ」と歌ってみせて、「いま笑った人は私と同年代です」(笑い)。いい気なもんだ。高畑じゃないが、水曜日の朝が楽しみ。