前夜から未明にかけて行われたサッカー・ワールドカップの2試合で、たて続けにおかしな判定が出た。まあ、審判とはそういうものだというのか、選手たちも渋々従っていたが、見てる方は興ざめだ。
鼻白ませた2つの明らかな誤審
おかしな判定のひとつは、ドイツ・イングランド戦。ドイツが2-1でリードしていたとき、イングランドのランパードのシュートがバーに当たって、ゴールエリア内に落ちたのが認められなかった。同点になって仕切り直しか、という大事な場面だった。
もうひとつが、アルゼンチン・メキシコ戦。アルゼンチンのメッシのシュートをキーパーが止め、こぼれたボールをメッシがパス。これをテベスが頭で押し込んだのだが、テベスの位置は明らかにオフサイドだったのに、ゴールとされた。
みのもんた「審判のミスはあったが、文句をいってもしょうがない」
しかし、解説のラモス瑠偉は「(イングランドは)あれで試合の流れを変えられたんだけどね」
あらめて問題のシーンを見ても、疑問の余地はない。あきらかに誤審だ。野球ならビデオ判定というのがあるが、サッカーは遅れてるのか。番組ではカナダ・トロントで開催されているサミットで、英独の首相が並んでテレビ観戦している映像も流れたが、誤審のとき2人がどんな声を発したかも知りたかった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト