消費税と「合わせ技」
司会のみのもんた「蓮舫さん、選挙のためか声が枯れてたね。でも、彼女のがんばりは、清々しく感じますよ。百何十兆円、これまで手つかずだったんだから。何に使ってるんだ。しっかりとメスを入れてほしい」
北川正恭(元三重県知事)「いっぺんオープンにしてさらけ出すのは、すごくいいこと」
谷口尚子(東工大准教授)「消費税だけでやろうとすると、25%くらい必要になる。ムダの削減も合わせてやらないと」
民主党も、これまでの実績でもっとも評価されている事業仕分けを選挙にぶつける意図はありあり。町の声も「選挙向けのパフォーマンスじゃないの?」「成果がわかるようにしてほしい」と覚めている。
民主党が過半数をとるには、57議席が必要だが、菅首相は「改選数の54以上を」と控えめだ。いえるのは、政権交代以降、有権者が政治を身近に感じていること。これがどういう結果を出すか。選挙に「必ず行く」「多分行く」は合わせて90%近いなんて、これまでなかった。日本民主主義のレベルも少し上がったのかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト