サッカーW杯、韓国代表がアジア勢1番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。番組は、23未明に繰り広げられたその瞬間を、韓国・ソウルと韓国系の店が多い東京・大久保で取材、サポーターの熱狂ぶりを伝えた。
東京・大久保も赤一色の大興奮
ソウルの漢江市民公園。試合が始まる23日午前3時半には16万人というサポーターが集まり、赤一色に埋まった。
近くのコンビニでは、野外で応援するための意外なものが売れていた。大人用のおむつ。店員によると、「普段の5割以上も多い売れ行き」とか。
一方、同じ時刻の東京・大久保。居酒屋はやはり赤一色の大盛況。
試合が始まって12分後、ナイジェリアの先制ゴールに「キャー!」の絶叫がこだまする。 もっとも韓国も強い。前半38分、左サイドからのフリーキックがゴールにささり同点に追いついた。
さらに後半4分、再び韓国にチャンスが訪れた。ここでフリーキックで逆転を果たし、サポーターたちの興奮も最高潮に達する。
ところが、後半24分になんとナイジェリアにPKを献上して再び同点で絶句。
試合は2-2の同点のまま、夜が明け始めたなかで終わったが、同時刻に始まった同じグループのアルゼンチン対ギリシャ戦でギリシャが2-0で敗れたことから、韓国の決勝トーナメント進出が決まった。
「金曜未明」日本戦のあと会社行く?
韓国と同様に日本代表も25日未明に行われるデンマークとの大一番で引き分け以上なら決勝進出が決まる。
スタジオでサッカーW杯を担当している田中大貴アナは早くも興奮気味。
「金曜日の未明は、日本でもサポーターが(韓国のような)ああいう感じで応援するのでしょうが、そのまま会社に行くのか、1度帰って寝るのかどうなりますかね」
小倉智昭キャスター「勝敗次第でしょう。勝ったら、家に帰ってなんて言っていられないでしょう」
これまた過激?な発言だった。