「同級生刺傷」席替えで何があったのか?要領得ない学校長の説明

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   私立女子高校で授業中に1年生の女子生徒(15)が、同級生(15)をナイフで刺す仰天事件があった。唖然とする授業中の殺人未遂事件だが、狼狽したのか、校長の説明は要領を得ず、番組コメンテーターも「(前もって)学校に相談がなかったのですかね」(女優の高木美保)と困惑の表情だった。

「おとなしい子だったと思うんですが…」

   事件があったのは、横浜市港北区の私立「清心女子高校」。4時限目の国語の授業中だった。「痛い!」という叫び声に前の席の生徒が振り向くと、後の席の生徒が両手でナイフを持つような格好をしていたという。

   119番通報で消防署員が駆けつけ、刺された生徒は市内の病院に運ばれたが意識不明の重体。刺した生徒は、警察に殺人未遂の現行犯で逮捕された。

   警察の調べに対し、生徒は「うるさくて先生の声が聞こえなかった。自分の机に物を置かれたりして、折り合いが悪かった。憎かったのでケガをさせようと思った」と話しているという。

   席は入学時に出席番号順で決められ、この時2人は隣同士だった。5月下旬にあらめて席替えを行ったが、再び隣同士になったという。

   番組では一部の情報として、刺された生徒(加害者の生徒という説もある)が、「席を替えて欲しい」と学校側に相談していたという。しかし、学校側は「席替えしたばかりなので、少しがまんしなさい」と応じなかったらしい。

   永野多嘉子校長はそこには触れず、「被害者の生徒は大変明るくて元気な活発な生徒です。加害者というんでしょうか、おそらくおとなしい子だったと思います」と、きちんと状況を把握していない様子だ。

   高木が「席替えに対する配慮は難しい。刺した生徒から何らかの相談はなかったのですかね。その子はクラスの中で孤立した状態だったのではと想像するのですけど…」

   笠井信輔アナの「殺人未遂容疑となっていますが、殺そうと思ったわけではなかったはず」に、キャスターの小倉智昭が呼応して「逆に重体と聞いて驚いているかもわからないね」と加害者の生徒も思いやった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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