きのう(6月14日)の番組でMC加藤浩次は、日本はカメルーンに「1対0」で勝つと予想していた。ズバリ当てたわけである。大喜びするかと思ったが、さほどではなかった。冒頭こそ「やりました」「大きい1勝です」と叫んでいたが、すぐに「システムが成功した」「いい時間に点を取って守り切った」と試合の分析に話を転じた。
岡田監督の評価一転
スタジオゲストの城彰二(元日本代表フォワード)も「カメルーンは動きに精彩を欠いた」としつつ、「攻守にわたって全員が日本の目指すサッカーができた」と述べる。
城が勝利の立て役者として挙げたのは「岡田監督」。徹底的に右サイドから攻める戦術が見事にはまったという。
テリー伊藤が「岡田監督はきのうまでボロクソに言われていたのに、掌返しですね」と笑う。コメンテーターの精神科医・香山リカは、日本がずっと勝てなかったとき「岡田さんはうつ病ですかと、失礼な取材もあった」という話を披露し、「岡田さんのためによかった」と語る。
加藤は「喜ぶのはここまで。ここからオランダ、デンマークとつながっていきます」と早くも次を期待する。19日の対戦相手オランダについて、城は「日本にはよけいなケガをしてほしくない。最後のデンマーク戦にかけてほしい」と、勝ち点を期待しないという。優勝候補のオレンジ軍団に対して、サムライブルーはどんな戦いを見せてくれるだろうか。
それはともかく、日本が勝ち点3をあげたことは、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還とともに、久しぶりの明るい話題となった。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト