「AKB48総選挙」大島優子1位。スタジオのおじさんたちは「ン?」

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   画面に「涙の総選挙」。何これ?に笠井信輔アナが説明した。

「たとえば、私と小倉さん、どちらが人気があるか視聴者投票したら大変な問題になると思うんですが、AKB48がそれをやりました」

   笠井と小倉の人気投票じゃ話題になるのかどうか。それが人気アイドルグループのなかで、上位メンバーだけが次の歌をうたえる総選挙となるとやはり話題に……。

投票総数40万票

   9日、東京・JCBホールで行われたこの開票イベントを番組が取り上げた。

   昨年に続いて今回が「選抜総選挙」2度目。「被選挙人」はAKBメンバーと姉妹グループのSKEメンバー、あわせて104人もいる。

   このうち次のシングル曲(17枚目)を歌えるのは上位21人だけ。さらに、テレビ出演や雑誌グラビアに出られるのはこの中の上位12人というから激戦だ。

   投票は発売中のシングルを買うと投票券が付いてくるほか、ネットやモバイルサイト上でも投票が行われ、前回の昨年は6万票だったのが、ことしは40万票に増加したという。

   開票イベント会場前は入場を待つ若者たちで長蛇の列。そんな中に61歳のおじさんがポツンと一人。緒方昭一リポーターだが、マイクを持って妙に興奮。このおじさんに若者の一人は「ボクは佐藤亜美菜に命をかけています」と、これまた興奮気味に話す。

   開票結果は、前回2位の大島優子が前回1位の前田敦子を終盤で抜いてトップ当選した。ちなみに、佐藤亜美菜は18位で次のシングルも歌えることになった。

   では、スタジオのおじさんたちの反応はどうか。

   音楽業界に詳しいキャスターの小倉智昭がまず解説。

「秋元康(総合プロデューサー)って本当に頭がいいと思う。AKB48 ってみな同じ所属事務所じゃないんですよ。いろんな力が働いたり、スタッフにも『彼女をピークにして』って必ずいるじゃないですか。それを選挙にしてしまえば誰も文句は言えない。当選順位によって歌を歌えたり、テレビに出ることもできる」 

   作家の福田和也が「初めて知りました」に、小倉が「福田さんが詳しかったら怖いよね」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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