「中2次男」監禁・暴行 DVで「洗脳」されてた母親

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   すさまじい暴力が振るわれたことを窺わせる。阿部祐二リポーターによると、全身ケロイド、数十か所のアザ、足の一部が壊疽しかけていたという。模造刀や角材で顔や頭を叩かれ、エアガンで頭部を撃たれたりしたようだ。

不登校見過ごした学校

   ことし2月、中学3年生(14)の次男が、母親(47)と交際相手の男(34)から暴行を受け、延べ11日間、自宅トイレに監禁された事件は、よくぞ生きて救出されたというすさまじさだ。トイレ入口は板でふさがれ、少年には食パン、水、角砂糖しか与えられなかったという。少年がトイレの窓越しに近所の人にSOSを発し、それを聞いた住民が少年の兄に連絡してようやく救出されたという。

   逮捕された母親は「言うことを聞かないからやった」と容疑を認め、男は「女がやった」と供述しているそうだ。

   警察に連行される母親の頭部は一部禿げているように見える。近所に住む男性は、同居していた男のDVを明かす。

   コメンテーターの香山リカ(精神科医)は「男が暴力とか何らかの力で君臨し支配していて、母親が洗脳されて言いなりになっていた可能性がある」と語る。

   渡邊美樹(ワタミ会長)は、少年が不登校になっていたので、通っている学校の関係者が家庭訪問したが、容疑者から「うちの子が行きたくないと言っている」と聞いて引きさがり、少年に会おうとしなかったことを批判、「もう1歩踏み込むべきだ」と述べた。

   テリー伊藤が言うように、「1軒家でなく、マンションで窓がなかったら少年は死んでいた」かもしれない。兄の話だと、少年は現在、回復に向かっているそうだが、心身に負った傷は深いに違いない。

   新聞などの報道では住所なども明らかになっているのに、番組が事件があった場所を明らかにしなかったのは、被害者への配慮だったのだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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