「夫より政治家」といわれる菅夫人・伸子さん「夫婦の名語録」

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   各局ニュースワイドは競って新ファーストレディーものを扱っているようだ。「スッキリ!!」はまず菅伸子夫人(64)の名語録を紹介した。

「脇が甘い。バカたれ!」

   「解決できないなら議員なんか辞めてしまえ」

   薬害エイズが問題になった1995年。翌年、夫は厚生大臣に就任、行政の責任認め、被害者に謝罪した。

   「脇が甘い。バカたれ!」

   夫に女性スキャンダルが発覚した1998年。

   「重いですね。ご愁傷様かもしれません」

   今回、夫が総理になって――。

   つづいてスタジオ陣が夫婦を評定する。

   テリー伊藤は「尻に敷かれている感じ」として、「菅(直人)さんが家で実力を出していない分、外で力を発揮できている。そういう意味では、いい奥さんだ。ものごとを客観的に見られる人。夫が追い込まれたとき、『あなたここが違うのよ。ちょっとずれてきた』と言える人だ」と見る。

   勝谷誠彦(コラムニスト)は「官房長官役だ。鳩山さんにはそれがいなかった。奥さんが意外に大きな存在になるかもしれない」と話す。

   番組が取材した岩井奉信(日大教授)も「鳩山さんの幸夫人とは180度性格が違う。菅さんより政治家と言われるところがある。(総理夫人として)うまくこなすのではないか」と語る。

   いとこ同士で結婚して40年になるという。1歳年上の庶民派夫人がリードする「友だち夫婦」の印象だ。「菅カフェ」を開いても5色のシャツを着せるようなことはあるまい。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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