鳩山の「国民が聞く耳持たなくなった」演説にコメンテーター憮然騒然

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   鳩山首相の辞任表明演説を受けて、番組が演説内容とパフォーマンスを複数の「専門家」に評価してもらったところ、「こんなに感情を出したのは初めて」などと、一定の評価を与える意見が多かった。

聞かなくなったのはむしろ総理

   スタジオの(井戸端)討論で物議をかもしたのは、「国民が聞く耳持たなくなった」というフレーズだ。「なに、国民のせい!?」(東ちづる)、「総理が国民の声を聞かなくなったから、国民も聞かなくなった」(上杉隆)と批判がある一方、「むしろ、(自分が悪いと)自虐的に言ったイメージだけど」(やくみつる)、「その後に『不徳の致すところ』と言っていた」(赤江珠緒キャスター)など、「聞く耳」パートは演説の主意ではないとする意見もあり、見方は分かれた。

   その後は、「全体を見ると自分の気持ちが良く出てた感じ」(三反園訓テレビ朝日コメンテーター)、「20分(全部)聞くのと、一部をニュースで聞くのとでは違うかもしれません」(小木逸平アナ)といった意見が主流感を醸していった。

   一方、番組が街ゆく人にきいたところでは、「聞く耳持たない国民」発言に腹が立ったという意見が圧倒的だったそうな。「だから(演説を)全部聞いていない人も含めて(ん)でしょ」と鳥越俊太郎。失態を重ねた首相の辞任演説を20分も聞く耳を持ってた国民はそう多くなかったのかもだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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