「参院選は鳩山さんで戦って潔く負けてほしい」(ワタミ会長)

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   風雲急を告げてきた。鳩山首相の身辺が慌ただしい。きのう(5月31日)夕方、首相は民主党の小沢幹事長、輿石参院議員会長と5分間会談した。伝えられるところでは、幹事長が「情勢は厳しい」と切り出すと、首相は「厳しいんですか」と応じたという。

なんらかの決断

   小沢らとの会談後のぶら下がり会見で、首相は「厳しい局面だが、頑張っていこうと話し合った」と述べ、記者が「総理の続投について確認したということか」と尋ねると「それは当然です」と答えた。

   が、輿石は「首相がそう言うのなら、そうなんでしょ」と不機嫌だったらしい。党幹部2人は首相に何らかの決断を促したと見るべきだろう。

   MCの加藤浩次から「どうなんでしょうね」と水を向けられたテリー伊藤は、「2、3日中に鳩山さんが辞任する可能性がある。小沢さんだってね。そうなると代表選が新たに行われる」と言うと、香山リカ(精神科医)はこんな懸念を示した。

「そもそも普天間基地の問題から起きたこと。また代表選だなんだというと、私たちの関心も基地のことから民主党の中のことに移っちゃうのも問題」

   渡邊美樹(ワタミ会長)は「辞めるしかないと思う。ただ、参院選は鳩山さんで戦って潔く負けてほしい。そうでないと問題がすり変わっちゃう」とコメント。

   首相と幹事長はさらに会談を重ねるという。どういう「決着」が待っているのか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト