きのう30日の日曜日は、東大五月祭の最終日だったが、安田講堂の前で矢沢永吉(60)が歌った。
「矢沢永吉です。ヨロシクゥ」といったあとで、「みな、矢沢がなんで東大にいるんだと思ってない? 東京大学学園祭委員会の方から、『ちょっと歌ってよ』ってよばれました。もう、高卒のおれは、びびりながら朝きましたよ(笑い)」
みの「知らないで見てるヤツもいたって」
矢沢永吉が学園祭に出るのは初めてだという。「コバルトの空」など4曲を歌って、最後に「みなさん、ぜひこれから社会に出て、明日の日本のためにがんばってください。ヨロシク」
ワーッと拍手が湧いたが、実は観客は300人。はじめは100人くらいだったのが、演奏が始まってやっと300人になった。サプライズ・ライブだったとはいうものの……。
みのもんたは不満げだ。
「何万人を相手にしてるんだよ、彼の場合。それが300? 少ないよー。普通チケットが手に入らないんだよ」
矢沢の名前は知っていても、ライブに行ったことがないのがほとんどだったが、「あんなにカリスマ性があるとは」と学生たちは驚いていたという。
国際金融アナリスト・末吉竹二郎、TBSテレビ報道局解説・専門記者室長・杉尾秀哉の65歳と52歳はニヤニヤ笑ってる。
みのは「東大らしいね。(永ちゃんだって)知らないで見てるヤツもいたって。「矢沢永吉だよ!永ちゃん!」
「学生さんは、平成生まればっかりですから」と江藤愛アナ。
「でもスタイリッシュだね。お腹全然出てない」とみの。これがほかの大学だったら、どうなったろう。ちょっと見てみたい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト