テニスの全仏オープンで、4大大会では14年ぶりとなる勝ち星をあげたクルム伊達公子選手(39=世界ランク72位)が、ブログでその勝利を報告している。
1回戦の相手だったロシアのディナラ・サフィナ選手(24)は世界ランク9位の強敵だった。2時間34分の長い試合を逆転勝ちで制したクルム伊達選手は、08年の復帰後はじめての4大大会勝利でもあった。
試合後は冷静さを失っている胸の内を話していたが、ブログでは「勝っちゃいました!」とだけ書き、試合後には治療とインタビューがあり、それからDr.チェックを受けて、ホテルに戻ってきたとを報告した。
「書きたいことはいろいろありますが今夜はこれからアイスバスで足を冷やしてから寝ます」
翌日の練習は控え、治療に専念したい考え。次の試合までに体が「どれくらい回復できるかわかりませんがまたやれることをやるのみです」と前向きでいる。(2010年5月26日のブログから)