事業仕分け第2弾の後半戦も幕を閉じた。きょう(5月26日)は、キャスターの小倉智昭が「蓮舫さんと並んで仕分けの顔になった」と指摘する寺田学衆院議員をスタジオに呼んだ。
直ちに改革案を出してもらう
寺田は「天下りの高額給与、過度に豪華なオフィス、複雑な交付形態、ムダな宣伝広報事業、これらの問題が解決されるまで宝くじの発売を認めるべきではない」とバッサリやって喝采を浴び、男をあげた。
ただし、宝くじ発売そのものは、枝野行政刷新相が「直ちに発行認可を止めるという話ではない」とし、担当の原口総務相も発売をやめる考えはなく、続けられそう。この件について寺田は、「問題点は明確なので直ちに改革案を出して(もらって)、今までどおり宝くじが皆さんの楽しみのために使われる形にもって行きたい」と話す。
仕分け最終日のきのうは、「全日本トラック協会」がターゲットになった。同協会は100万票を持つといわれ、参院選を控える民主党にとっては、その支持が欲しいところ。小倉智昭が仕分け対象にすることで「民主党内に選挙への不安がありはしないか」と尋ねると、寺田はこう語った。
「そういう声はあるが、去年(の衆院選)を振り返ると、トラック協会から支援を受けて政権交代を果たしたわけではない。一般の皆さんからご支持をいただいて政権をとった。1つの団体がそっぽを向いたから選挙がどうなるか気にする態度の方が選挙に影響がある気がする」
187センチの長身、仕切り人きってのイケメンといわれる33歳は、テレビ生出演も無難にこなした。民主党のホープといえるだろう。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト