トークコーナー「トークッス」にユーミンが登場した。この7月にはデビュー35年目に入るポップスの女王・松任谷由実(56)。実はナマではなく、14日の本番終了後の収録だったが、加藤浩次は「緊張しました」という。そのわけは――。
ギャラないときはオーラ出さない
加藤はユーミンと初対面。実は少年時代に「北海道で聞いてて、なんてすごいところなんだろうと思った」と明らかにした。
その曲が「中央フリーウェイ(1976年)」、歌詞が「右に見える競馬場 左はビール工場」というやつだ。
加藤「来てみてびっくりしました。詞がすごいんだなと」
松任谷「その通りだった?」
加藤「その通りじゃなかった(笑い)。北海道だから、東京にはどれだけすごい高速道路があるんだろうと……」
テリー伊藤「普通の道路でしょ」
加藤「普通の道路でした。普通の道路をあんな歌詞にするところがすごい」(笑い)
ユーミン「ミュージックはマジック」
加藤「ありがとうございます。いいお言葉」
ユーミン「5000円いただきます」
加藤「面白い方なんですねぇ」
ユーミン「会うと、案外いい人だっていわれます」(爆笑)
加藤が「ボクなんかが『ユーミンさん』と呼んでいいんですか」とおずおずと聞くと、「ユーミンでいいです」
「さんとかつけずに!?」
ここでテリーが「ミッキーマウスと一緒だから(爆笑)、『さん』をつけない。ユーミンは『ユーミン』でいいんです」
スタジオでは視聴者からユーミンへの質問も紹介された。
「足が長くキレイなのですか。キレイの源は」(40代主婦)に、「足は生まれつきです。顔だけじゃなくいろんなところがたるんでくるから、それなりに努力はしています」
「どんな?」と加藤。
「軽い運動とか食事とか……。通販グッズなんかもね」
30代会社員からの「ユーミンのことわざがあるって本当ですか。ラーメンの湯気で髪を巻くとか……」
「どういうときも色気を忘れないで、蒸気、エネルギーを大事にする」
加藤もやっとリラックスしてきて、会話が弾む
「ユーミンは普段何を食べてるんです?」
「鍋なんか多い」
「自分で料理も?」
「しますよ」
「買い物は?」
「行きますよ。ママチャリで」
「近所のスーパーとか! 客がアーッとなりませんか」
「案外わからないみたい。ギャラない時にはオーラ出さない」(大笑い)
26日、40枚目のシングル「ダンズのように抱き寄せたい」が発売だそうだ。映画「RAILWAYS」の主題歌。ストーリーに感動して書き下ろしたという。
テリーが「このところの作品は優しい。少女に戻った感じ」と言うと、「子どもの頃、かっこいい年寄りになりたかった。途中でぶれても、いままたかっこいい年寄りになりたいと思ってます」