元中大生の教授刺殺 その後も続く「逆恨み殺人」の幼稚さ身勝手さ

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<1年前のワイドショー通信簿>過去最悪の大学生の就職氷河期といわれるが、1年前には就職を世話してもらえなかったと逆恨みして、ゼミの担当教授を大学で刺殺した中央大理工学部の卒業生が逮捕された。

思った通りにならないと……

   ワイドショーでは各番組のキャスターやレギュラーコメンテーターが、犯人の身勝手さ、幼稚さにあきれた。「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)のジャーナリスト・大谷昭宏は東京・秋葉原の通り魔大量殺人との共通点として、「ことがうまくいかないはけ口を他人に向けるという風潮があるような気がする」と懸念、「とくダネ!」の小倉智昭は「中央大学の電気通信って、なかなか優秀な学生さんがいるところでね」とふに落ちない様子だった。

   犯人の元中大生が、在学中にほとんど友人がいなかったことを問題にしたのは「スッキリ!」のテリー伊藤。

「教授を逆恨みする前に、学生生活を楽しく過ごすことを覚えるべきだったな」

   同じ番組で評論家の勝谷誠彦は、「彼の人生設計の中では大学を出たら就職でも何もかも、パスポートを持ったかのようにすべてうまくいくように思ったのだろう」と、今の若者たちの「生きていく力の弱さ」に言及した。

   同じような原因・動機の殺人や暴行事件はその後も相次いでいる。

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