蓮舫議員 生出演で立て板に水の「事業仕分け後半」見どころ解説

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   事業仕分け第2弾の後半戦が今日20日午前10時から始まった。戦いを前に仕分け人の蓮舫参議員が『スパモニ』に生出演し意気込みを語った。

基準は「天下り・わたり」「埋蔵金」

   まず、キャスターの赤江珠緒が「前回の独立行政法人とは違う今回のポイントは」に、蓮舫は次のように説明した

   「6600ある公益法人について、『天下り』『わたり』がいる、埋蔵金を10億円以上持っている、政府から1000万円以上の支出がある、権限を独占している――などの条件で350に絞った。その団体を全部ヒアリングして問題が多いと思った70法人を残しています」

   小木アナが「公益法人は民間ですよね」とさらに説明を求めると、

   「民間法人だから強制的に命令はできないが、非課税の優遇措置が取られている。一方、同じような仕事をしている民間が育ってきて、こちらは課税されている。ここは制度設計を改めるべきだと思っている。 3年後に向けてその制度設計、公益法人改革を進めており、その準備として、公益性の高い法人と公益性が終わった法人のスクリーニングが今回のポイント」

   いまひとつピンとこなかったのか、ジャーナリストの鳥越俊太郎が「初回の事業仕分けは予算のムダを削る目的で明確だったが、だんだん分かりにくくなっている。今回は何が眼目なのか」と質問した。

   蓮舫は「大きく制度設計を変える入り口なので、何を行うのか見えにくいことがあるかもしれない。一つ明確なのは、天下り・わたりや民間ができることを独占し、民間が参入できない官製市場を事業仕分けで開放して差し上げようと思っています」

   迷走中の鳩山政権にあって、いまや「事業仕分け」は最後に残る看板。その『看板娘』は、事業仕分けで一段と磨きがかかったのか、まさに立て板に水で、コメンテーターもまともに太刀打ちできない迫力があった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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