「大阪・保険金殺人」自殺した養父が仕事仲間の「養子」になっていた奇っ怪

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   大阪・淀川の堤で宇野津由子さん(36)がポリ袋に入った遺体で見つかった事件で、新たな展開があった。女性の養父(39)が京都・舞鶴市で死んでいるところを発見されたのである。クルマの窓に目張りし、練炭自殺を図ったものと見られている。

捜査の見通しはどうか

   女性は別れた夫との間の子を施設に預け、養父と養母(35)が持つ居酒屋で働こうとした矢先、何者かによって絞殺された。女性には数千万円の保険が掛けられていたことがわかっている。保険金の受取人である養父は内装会社も経営していたとされ、警察は居酒屋とともに、この会社も捜索対象にしていたらしい。

   フジテレビの箕輪幸人解説委員はこう語る。

「(養父は)警察の位置づけ的には重要参考人。被害者に近い人物で、事件の内容について詳しいことを知っていたはず。自殺によって捜査の見通しは暗くなってしまった。
大阪府警は、なぜこの人物が自殺したのか、どんな捜査がなされたのか、説明責任がある」

   そして、重要参考人であれば、24時間の行動確認、朝・昼・晩の電話連絡が必要とした。果たして、そこまでの慎重さがあったのかどうか。

   岸本哲也リポーターによれば、この養父は仕事仲間である40代男性の養子になっていたそうだ。キャスターの小倉智昭は「何かを考えていたとしか思えない。(養子になって)自分の名前を変えたいとか」と言い、コメンテーターの高木美保(女優)も「名前を変えると借金を繰り返しできやすい」と話す。

   人間関係が複雑で、謎の多い事件ではある。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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