橋下知事「関空で引き受ける」
沖縄の窮状を見兼ねたのか、やっと橋下大阪府知事が17日動いた。
「関西で候補地が手を挙げれば出向いて話をする。沖縄の基地が移設できると確定したうえで、話が来れば住民を説得する」と発言したのだ。
移設問題で知事と話したことがあるという作家の若一光司によると、橋下知事は「大阪には関空がある。海上空港なので騒音問題は対応できる。沖縄の不平等さを自治体レベルで責任を持って受け止める」と話したという。
これを受けて、弁護士の大澤孝征は「関空なら住民の被害も少なくて済むという橋下知事の発言は勇気がある。住民の支持がないと言えないですよ」と称えた。
切羽詰まった鳩山首相は27日に全国知事会で協力を要請するというのだが、今さら何を!という感じもする。ジャーナリストの鳥越俊太郎も「もっと前に全国に呼び掛け相談、交渉するなら分かる。5月末の間際になって急に知事会。どういうわけなのかね…」と呆れる。
これに若一が呼応して、「首相にあるまじき仕儀。この人物が首相をやっているのは許せない」と切り捨てた。首相は続投の意向のようだが、コトここに至っては辞めざるを得ないだろう。その上で移設問題はグアム移転も含めて仕切り直す必要がある。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト