切ない!沖縄・市議一行「徳之島にお願い談判」

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   米軍普天間基地の施設問題はあと10日余りで首相自ら定めた『5月決着』の期限を迎える。そんななかで沖縄市議の一行が17日鹿児島県徳之島を訪れ、米海兵隊訓練の一部受け入れを直談判した。番組は市議たちのやるせない思いを伝えた。

面会拒否されバスでウロウロ

   本来、基地負担の分担については、政府が対策を立てるべきことだ。直談判はやむにやまれぬ沖縄県民の思いなのだろう。

   沖縄市議の一行が徳之島空港に到着し、バスに乗り換えて最初に向かった先が空港のある天城町役場。ところが、町長が面会拒否しているという情報でいったんは断念。バスであてどなく走ること30分。再び天城町役場を訪れ、町長に面会を求めたが、応対に出た総務課職員はにべもない。

「スケジュールの都合により面会は困難」

   一行は事前に町長から面会を拒絶された伊仙町を素通りして、最後に徳之島町へ。ここでやっと高岡町長が面会したが、「断固拒否という民意が非常に硬くて難しいという現実を理解頂きたい」と取り付く島もない。

   その高岡町長は面会後、「一行のなかに目を潤ませていた人がいらした。それほど沖縄の負担が重いのだなと感じましたね」と苦しい胸の内を明かす。

   面会を断った天城町長も「(お会いすると)逆に変な形になっちゃう。溝ができるわけで、同士打ちするのはよくない。基地問題では会いません」と言う。

   漂流する沖縄に、本土から手を差しのべようという行政の動きがほとんどない現状で、鳩山政権に対する強い不信と挫折のなか、それでも立ち上がろうともがく沖縄県民…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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