公務員制度改革法案が12日の衆院内閣委員会で採決強行され、その際の押し合いで床に転がった民主党の三宅雪子議員が、翌13日の本会議に車イスと松葉杖、足には包帯で現れたのでびっくり。あらためてビデオをみると、自民党の甘利明議員が民主党の男性議員を突き飛ばし、玉突きで三宅議員が吹っ飛んだらしい。診断は全治3週間で、民主党は甘利議員に対する懲罰動議を出した。甘利議員は「直接触っていない、はめられた」と反論しているが、まあ、どっちもどっち……。
もう笑っちゃう
衆院本会議に野党3党は内閣委員長の解任決議を提出、その賛否の演説で民主党の「女性議員に暴力を振るうとは言語道断」に対し、自民党が「暴力は一切ありません。あったのは強行採決だ」とやったものだから、本会議場は怒号、罵声が飛び交う騒ぎに。自民の賛成演説は小泉進次郎議員でヤジにも平然。またまた名をあげた格好だ。
あげくの採決では、三宅議員が男性議員に背負われて投票したり、松葉杖でころんだり、まあ騒々しい騒ぎだった。
テリー伊藤は「ボクがけがをしてこの番組に出たら、包帯したうえに上着を着ます。それを、わざわざスカートをはいてきて、これみよがしに包帯を見せるというのは、ちょっといやらしい感じがする」
加藤浩次「もう笑っちゃってしょうがない」
テリー「自分の置かれた立場がわかってない」
勝谷誠彦「プロだったら、仕事の場でけがをしてもそのキズをみせないようにする。国会議員だから、堂々と松葉杖つけばいいんで、われわれの世界では、こういうのを当たり屋っていう」(爆笑)
NNNの世論調査では、内閣支持率がついに21.4%にまで落ちた。政党支持率では民主23.4%に対して自民26.0%と、政権交代後初めて逆転。支持する政党なしは28.7%だった。
やはり支持率調査で、きょう(17日)の朝日新聞の内閣支持率は21%と同じだったが、政党については「いま投票するとしたら」という聞き方だったためか、 24%対19%で逆転はしていない。
政党支持と投票、この違いなかなかに微妙だ。