Jリーグ・川崎フロンターレのゴールキーパー川島永嗣が2010年5月10日、W杯南アフリカ大会の日本代表メンバーに選ばれた。5月11日のブログで、早速そのことを報告している。
発表はクラブハウスのテレビで見ていた川島。代表入りが決まったが、うれしさや安心感は芽生えてこなかったという。むしろ、「戦いにいくんだという、更に強い気持ちにさせられました」という。
同じポジションで代表に選ばれた楢崎正剛や川口能活が4度目のW杯となるのに対して、川島は今回が初出場。岡田武史監督は、「大一番で力を発揮する強心臓の持ち主」と川島を評している。自身は、「ここからが本当の戦い。世界との戦い」と気を引き締める。
「日本だからできること。日本にしかできないこと。
個人としても、チームとしてもチャレンジしたいと思います」
南アのピッチに立ち、世界の強豪を相手にゴールマウスを守る日が来るのを、川島は心待ちにしている。