谷亮子 民主のドタバタ隠し出馬いかがなものか

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   きのう(2010年5月10日)は34歳のスポーツ選手2人に驚かされた。柔道の谷亮子とサッカーの川口能活である。谷は参院選に民主党から出馬すると表明し、川口は予想を覆してワールドカップ南アフリカ大会の代表に選ばれた。番組は谷の方をトップで扱った。

小沢がファンらしい

   長谷川豊アナによれば、谷亮子は16歳で初出場したバルセロナオリンピックで銀メダルを獲得、その1年後に史上最年少で世界選手権優勝を飾り、ヤワラちゃんのニックネームで親しまれた頃から、小沢一郎幹事長は彼女のファンだったという。花束を贈ったり、議員会館の部屋に彼女の色紙を飾ったりしているそうだ。

「つながりが深いのは知られた話」(長谷川)

   そして、ことし3月、トヨタ車のリコール問題で幹事長室に陳情に訪れた際に、「国政に携わってみてはどうか」と誘いの声をかけたらしい。トヨタを3月いっぱいで辞めた谷は4月下旬、「やってみよう」と決断したといわれる。

   小倉智昭は「お話はわかりやすいし、政治の場に向いているかもしれないけど、現役を続行しながら、2人のお子さんを育てながら、国会もとなると相当、大変」と口にする。

   竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集長)も「ロンドンでもメダルを目指すというけど、オリンピックは2012年7月から8月にかけて行われる。1月から6月までは通常国会がある。どちらも片手間でできるでしょうと聞こえなくもない」としたうえで、こんな疑念を示す。

「民主党の支持率が下がって、いろんな問題を抱えているなかで、知名度の高い人を利用するのは、そういう本質的なことを隠してイメージアップで選挙を戦おうとする戦略が見えてくる。そこに利用される形で出てくるのはどうかと思う」

   「結婚しても金」「ママでも金」「議員でも金」というのは、いくらなんでも欲張り過ぎのような気がする。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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