英国クレッグ党首の人気ぶり どこかの国の代表や総裁も見習ってよ……

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   開票が進むイギリス下院選挙について、笠井信輔アナが「政権交代となりそうです」と報告、そして「ブラウン首相の人気があまりにもない。どこかの国の状況とちょっと似ている」と続けた。

政治献金6倍

   笠井によれば、ブラウン首相が率いる労働党が90議席失い、その分をキャメロン党首の保守党が取り、第1党を奪う勢いらしい。もっとも、どの党も過半数には達せず、連立政権になるようだ。その場合、キャスティングボートを握りそうなのが自由民主党で、リーダーはクレッグ党首。保守・自民の連立となれば、両党首とも43才の若さだという。

   とりわけ注目されるのがクレッグ党首。英国政治史上初めて行われたテレビ党首討論会で人気急上昇した。「あなたのためのチェンジ。より公正な国づくり」を強調、ついたニックネームが「英のオバマ」。父がロシア人ハーフ、母がオランダ人の国際派で、英、独、仏、オランダ、スペインの6カ国語を話す。スペイン出身の夫人は国際弁護士とのこと。

   「キングメーカー」と呼ばれると、「私はキングメーカーではない。4500万人のイギリスの有権者、皆さん方がキングメーカーだ」と、話術も巧み。政治献金が6倍に急増したという。スター誕生といえそうだ。

   どこかの国の参院選は、どんな展開を見せるのだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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