「これわたし持ってる」と海附雅美アナ。ルイ・ヴィトンのなんとかいうバッグだ。 値段をみると2万6800円。「エーッ!これに近い値段で買ったのに」という本来の値段は11万5550円だ。
質屋大放出
デパートの客寄せ、きのうは池袋・西武百貨店の「全国味の逸品会」を取り上げていたが、きょうは新宿・京王百貨店の「質屋大放出市」だ。質屋がブランドものの新品・中古を格安で販売するという催し物である。
開店と同時に女性たちがバッグのコーナーに殺到。積上げられた台から棚まで、あっという間に人で埋まる。値段はバカ安なうえ、中古でも程度のいいものが揃っている。なかには、5つ6つと買っていく客もいる。
それだけではない。即席の質屋さんを開設して買い取りもする。ルイ・ヴィトン、エルメスなど5ブランドに限り、1人2点までという条件付きだが、持ち込む人も少なくない。顔を隠してカメラがその一部始終を追う。さすがに買い取るプロの目は厳しいが、程度がよければ、多少使い込んでいてもほどほどの値段にはなるらしい。京王百貨店は「質屋さんに直接入りにくいという人もあるので、場所を提供した」という。
百貨店の売り上げは年々減少して、昨年の落ち込みは8000億円ととくに大きかった。それだけに、京王の質屋大放出のほかにも、各デパートはGW中の集客に知恵を絞っている。
加藤浩次「どんなものがあるんです?」
海附によると、「普段着の家族写真を残そう」(1-5日、伊勢丹新宿店)は、会場のカメラやコピー機を使って撮影・プリント・アルバムづくりが無料。「ゴーゴーミッフィー展」(10日まで松屋銀座店)、「FOREVER21オープン記念祭」(9日まで松坂屋銀座店)などなど。
ワタミ会長の渡邊美樹が、「価格もあるけど、写真にしてもミッフィーにしても、全部企画力なんです。わくわくする場所にするという……」
番組の最後に、なんと「質屋大放出市」からの中古バッグがプレゼントで出てきた。セリーヌのバッグ、コーチのバッグとグッチの財布。
「比較的いいものですが、多少の汚れはありますのでご了承ください」と海附。応募が殺到しそうだ。