きょう26日は事業仕分け2日目。初日の先週金曜日は「スッキリ」は開始前だったために、いわば予告だけ。結果は、9法人28事業のうち8事業が廃止、14事業が縮減。現状維持は2事業だけだった。
蓮舫ツッコミ
仕分け論議の中で、国際協力機構(JICA)の役員報酬がまたとりあげられた。第1弾のときも理事長の年収2200万円、副理事長1900万円(公益法人中トップ)が高すぎるとされたが、今回確認したところ、理事長は2161万5000円でほとんど変わっていなかった。
JICAの担当者は「類似団体と較べて高給だという状況ではない」とやったものだから、たちまち蓮舫参院議員から「どこかと較べて、を聞いているわけではない」と突っ込まれていた。それやこれやで結果は「縮減」となった。
きょうは都市再生機構(UR)が3つの分野に分けて仕分けされるのがひとつの注目点。また、科学技術系法人が集中的に行われ、国立科学博物館が非公開のまま羽田空港に保管している「YS-11」(戦後初の国産旅客機)について、蓮舫議員がツィッターで「予算を積み増ししてでも見せる(展示する)工夫ができないか」と言っていて、これも注目だという。
加藤浩次が「蓮舫さん、前回より柔らかい感じ」と感想を述べると、勝谷誠彦が一喝。
「科学技術や住宅だからってだまされちゃいけない。福祉とか援助とか医療とか、一見いいようだが、そういうところに薄汚い奴らが巣くって、われわれの税金をむさぼっている。お前らの給料払うためじゃないよ」
テリー伊藤も「廃止になったのは事業であって、法人がなくなるわけじゃない。また新しいことを考えれば復活する」
勝谷「だから組織をなくさないといけない。URなんていらねーじゃないか」
テリー「それと、必要があってできた組織でも、時代が変わっていらなくなったものがたくさんある」「公務員の人件費は30兆円ですよ。民間は給料だって、われわれのギャラだって下がってるのに、公務員は変わらないじゃないか。また、国会議員の数を減らさないで、細かいこといっててもダメ」
勝谷「住宅公団は住宅が必要だったから住宅公団。それが再生機構? 組織を存続させるためでしかない」
テリー「枝野さんに力があればできることですよ」
枝野幸男行政刷新担当相はいずれ法人そのものに切り込むだろうがね。そのためには、内閣がもう少しちゃんとしないと……。