23日からはじまる第2次事業仕分けを前に、番組は仕分けの対象となった事業を持つ47の独立行政法人にアンケートを行った。38法人から回答があったという。
理念を語りたい
アンケートの「ムダな事業や類似事業はあるか」との問いに対して、「ない」が24、「ノーコメント」が14、ムダがあると認めた回答は0だった。また、「貴法人の存在理由は?」という質問には、「回答欄が足りないというぐらい、みなさん理念を語ってる」(岡安弥生リポーター)そうで、岡安によると仕分け対象事業者の多くは「(仕分け人に)理念はいいですからと言われるが、理念やビジョンを聞かずに仕分けできるのか」などと、理念を語る時間の足りなさに不満を持っているという。
「いや、違うんですよ」。
コメンテイターの片山善博慶応大教授は「どんな役に立ってるのか、なんの成果があったかと聞いても答えられないから、理念ばかり言うんですよ」と、仕分け人なみに切り捨てた。
文
ボンド柳生