おさまる兆しの火山灰。でもGWへの影響は大きそうだ

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テレビウォッチ>空の交通網の発達で予想を超える影響が出たアイスランドの火山噴火。こうなると、地震、かみなり、火事、その次はめっぽう弱くなった親父に代わって火山か……

空港閉鎖を解除

   アイスランド気象庁が日本時間20日午前3時半に発表した火山灰の分布状況を見ると、西はカナダ沖、東はロシア中部まで横長に広がっているものの、ヨーロッパでは範囲が狭まってきている。

   これを受けてイギリスでは、上空の灰がおさまった北部から順次、空港の閉鎖を解除する方針という。一方、ヨーロッパでは全体で2万8000便の3割が運行再開された。

   番組では赤江キャスターが「改善の兆しが見えてきているものの、GWが近づいてきています。影響はどうなのでしょうか?」と、日本への影響を懸念する。

   旅行会社によると「日本で噴煙はなくても影響はあると思う」という。今年のGW は、4月29日の『昭和の日』から休みを取れば最長7日間。旅行会社は、暦の並びが良いのでヨーロッパへの旅行客が増加すると見込んでいたが、不安を感じて旅行を控える客が出てくるのではと心配する。

火山噴火保険

   出発直前に格安チケットを購入していて、火山が再び噴火して欠航になった場合、チケット代や宿泊代は払い戻される。

   しかし、すでに旅行中のケースは帰国便の手配とその分の費用はかからないが、滞在中の宿泊費や食事代すべて自分持ちという。

   若一光司(作家)は「費用がかさみ、動けなくなる可能性がありますね~」。

   鳥越俊太郎(ジャーナリスト)も「成田でフランス人が『もうおカネがない』と言っていましたね。帰国が近くなると使いはたして残り少なくなっていますからね~」。

   保険会社には火山の噴火による足止め被害も対象に入れた『旅行変更費用補償保険』があるという。

   赤江がこの保険制度の中身を紹介していたが、最後に「ただし、すでに噴火しているものは対象外だそうです」と。

   それでもGWにヨーロッパへ行きたいというなら、運に頼るしかない……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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