引きこもり5人殺傷 ネット解除との関係

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<テレビウォッチ> トップで取り上げたのは愛知・豊川市で起きた忌まわしい事件。15年引きこもり生活をしていた男(30)が同居中の家族5人を次々に刺し、父親(58)と姪(1)を死亡させ、母親(58)、弟(22)とその内縁の妻(27)に重軽傷を負わせ、なおかつ、家に放火したのだ。男は殺人の容疑で送検されたという。

借金も

   番組によれば、男は父親の給料を管理、父親に5万円、母親に4万円渡し、残りを自分が取っていた。その上、父親名義のクレジットカードをつくってネットで買い物をし、2、3百万円の借金があった。たまりかねた父親がネットの契約を解除したことに腹を立てて犯行に及んだらしい。父親の兄の話では「おまえらなんか刺して火つけるぞ」と男は脅していたそうだ。

   夏野剛は「ネットや携帯でコミュニケーションできちゃうから寂しさは感じないだろうけど、現実には限度がある。ネットがなければ生きて行けないと思っていたところに回線を切られて、相当、プレッシャーがあったと思う。自分にとっての命綱を切られて逆上したのだろう」とコメント。

   ピーコは「想像でしかないけど」と前置きして「人を刺したり、命を奪ったりするのは、よほどのパワーがないとできない。5人を刺して父親と赤ちゃんを殺しちゃうような逆切れはそんなに持続できない気がする。家族は、引きこもり、わがままを許していたのか、そこのところが分からない」とした。

   家族は事件の5日前から9回、警察に相談を持ちかけ、パトカーも出動したようだ。が、「家庭内のことだから穏便に片づけてください」(夏野)と、警察も積極的には介入しなかったのかもしれない。

   小倉智昭は「この状況で容疑者の名前を発表しちゃってよかったのか」と述べたが、この発言には首をかしげたくなった。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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