オバマに「部下扱い」されても鈍感な鳩山

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<テレビウォッチ> 核安全保障サミットの非公式10分間会談で、普天間基地の移設をめぐり、鳩山首相が米国のオバマ大統領に「なにも進んでない」「最後までやり通せるのか」などと、厳しく叱られたそうな。番組は、日刊スポーツなどをもとに伝えた。

叱られた

   日米首脳のやりとりを「あきらかに上司が部下を叱るようだ。国と国の話ですよ」と、末吉竹二郎・国際金融アナリストがコメント。末吉は自国の首相が部下扱いされたことに憤慨してるかのように取れるが、この発言のフォーカスは、どちらかと言えば、上司にそう言われちゃう無能な部下にあったようだ。「(鳩山は)不信感を示された認識はないと言ってるそうですが、それが本当なら大変なことですよね」と、末吉は"部下"の鈍感さを懸念する。

   「鳩山さんがずっと言ってきたのが、民主党のマニフェストにもある『緊密で対等な日米関係』。その実現のためにどうするかという戦略がなかったことの端的な表れじゃないですか」。

   杉尾秀哉TBS解説・専門記者室長も突き放すようにコメントした。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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