<テレビウォッチ> ベストセラーになった村上春樹の「1Q84」1、2巻に続く第3巻がきょう4月16日の午前零時から発売になった。
テリー「読んでない」
この「1Q84」、年間売り上げランキングで、1巻がトップ、2巻が3位で、合計244万部というからすごい。それに続く第3巻は、「ハリー・ポッターと死の秘宝」以来2年ぶりという午前零時発売。
渋谷の書店では、カウントダウンまでしてちょっとしたフィーバー。都心の書店でもこの朝の開店を早めていたとか。
加藤浩次が「いやあ、1、2巻読んだ人にはたまらないでしょうね、テリーさんどうですか」と振ったのだが、テリー伊藤の答えがよかった。
「読んでないから……」。スタジオは爆笑だ。いいぞこのへそ曲がり。
小学校の同級生だった2人の主人公が大人になり、世界支配をたくらむ組織の活動を阻止しようとする物語だそうだが……
八代英輝は、「ボクのような低レベルには、あの本のよさがいまひとつわからなかった。丁寧に読んだんですがね」
さかもと未明も「難解ですよね」
完結する?
加藤は「1、2を読んでも、何にも完結しないじゃないですか。その気持ちが3巻を読みたくさせるのかなと……けっこう面白かったですけど」
テリーは「つられてるんだよ。シーズン4とか、ずーっと続けたりして」(爆笑)
八代も「1と2を読んだかぎりでは、おそらく3では終わらないかも……」
かとうかず子は「店頭からなくなっちゃうというので、買わなきゃと思わせるのはうまい」
加藤「そうだ。1、2ですよ。上下じゃなくて(またまた爆笑)……4、5があるかもしれない」
テリー「漫画みたいになってきますね」と嬉しそうだが、「活字から離れている時代だからいいんじゃない。買いにきてる人もみな知的ですよね」
八代が「3を買う人って、1、2を読んだ人でしょ。だから面白かったのかも」と、変ないい方。
それよりも、年間売り上げランキング5位までの残り、2位4位5位が、いずれもいわばハウツーものだ。秀才八代が「よくわからなかった」ほどの春樹とのギャップをどうみるか。そっちの方に興味がある。