<テレビウォッチ> 降りしきる雨、気温6.4度という悪コンディションの中で行われた、きのう(4月15日)の「春の園遊会」には、フィギュアスケートの浅田真央らが招かれた。
料理や飲み物は?
真央ちゃんはカイロを張って参加したという。番組は彼女の緊張した様子を伝える。天皇陛下が「この度は本当におめでとう」とおっしゃられると、「ありがとうございます」、「ずいぶん練習されたでしょう」とお尋ねになると、「はい」。ずっと「ありがとうございます」と「はい」が続く。武藤まき子リポーターによると、30秒の間に「ありがとうございます」と「はい」を4回ずつ言ったそうだ。
武藤から「小朝師匠があの場にいたら、こんなもんでないですね。わぁっと喋ったでしょう」と水を向けられた春風亭小朝は、先代小さんの「園遊会噺」を披露した。
陛下に「近ごろどうですか」とお声をかけられて、「お陰で大分よくなりました」と「わけのわからない」(小朝)答え方をしたというのだ。ひとしきり笑ったあと小倉智昭が紹介した、柔道の金メダリスト山下泰裕にまつわる「柔道は骨が折れますか」「はい、骨折しました」と同じパターンのエピソードである。
前田忠明(芸能デスク)が「ひとつ気になることが」と切り出し、「食べる物、飲み物は何もないの?」。武藤は、春も秋も献立はいっしょだとして、「ちまき寿司、ジンギスカン、ヤキトリ、オードブル」と説明。「お酒も出るんですか?」と小倉が聞くと「日本酒とワインが用意されるけれど、ひっかける人はいないようだ」と武藤。「両陛下とお会いする前にひっかけるなんて。何を言っているんですか」と小倉が笑いながら咎めた。