舛添前大臣「狼中年」呼ばわり 党内不人気の理由分析

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<テレビウォッチ> 世論調査などで示される国民の人気とはうらはらに自民党内では相当、嫌われているようだ。舛添参院議員(前厚生労働相)のことである。東国原宮崎県知事、橋下大阪府知事との連携を探るような動きを見せたことについて、自民党の議員からは「出て行け」「狼中年」「組織を乱すがん」などと罵倒のアラシ。

春の夢?

   こうした「アンチ舛添」状況の理由はナゼか――番組は専門家2人の見方を伝える。

   伊藤惇夫=党内の仕事よりパフォーマンス優先。国民的人気への嫉妬もある。

   角谷浩一=小泉元首相と違って強い政治理念が見えてこないから支持が集まらない。

   小倉智昭が「どう思いますか」と、本日(4月16日)初出演のコメンテーター、春風亭小朝に振る。「舛添さんが選挙に協力してくれる有為な人なのかどうかハッキリしないので、自民党の人たちはイライラしているのだろう。自分たちに手を貸すなら手のひらを返すように手を握るかもしれない。何でハッキリしたことを言わないのか」と師匠は、前厚生労働相の態度に首を傾げる、意外に真っ当なコメントを発した。手の内を見せていない感じ?

   東国原、橋下両知事からも好意的な反応は得られず、舛添議員の行く手は厳しそうだ。伊藤、角谷両氏とも「現状の自民党の評価では首相にはなれない」とのご託宣。「春の夢」に終わるような気配である。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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