<テレビウォッチ>
番組の田中良幸リポーターが、10才で漢字検定1級に合格したという天才少年を神奈川の自宅に訪ねて取材、報告した。
夢は漢字博士
リビングには漢字5万字が書かれたポスターが張ってある。小学校5年の西村柚之介は、虫メガネで見ないと読めないほどの、このポスターの漢字を眺めるのが日課だとか。母親によると、1才当時、100円ショップで買ったスポンジのアルファベット・パズルを与えたところ、アルファベットの形に興味をもち、それが漢字にもつながっていったらしい。3才で持たせた落書き帳には「鵞鳥」の字も見える。小倉智昭が「3才で何で鵞鳥だよ」と声をあげる。4才でねだった本は『読めそうで読めない漢字2500』。漢検1級を目ざしたのは5才頃だそうだ。
現在、覚えている漢字数は「8000字」と言い、「ゴールはない」と話す。将来の夢は「漢字博士」で、「すべての漢字を覚えたい」。
田中が「漢字とは何?」と尋ねると「垂涎もののおやつ」と返したという。
小倉から「デーブはどうやって漢字を覚えたの?」と聞かれたデーブ・スペクターは「大好きだった。当用漢字を1列ずつ覚えた。ただ暗記しただけ。自分を試したりして楽しかった、達成感があって」と答えた。なお、10才での漢検1級合格は史上最年少タイ記録とのこと。
番組のラストでスタジオ陣が、小倉の出題する漢検準1級、2級の問題に挑んだが、結果は「ひどいもんです」(小倉)。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト