「NOなのは民主党?小沢?」 1年前の問いと現在

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   <1年前のワイドショー通信簿>2009年4月12日、秋田県知事選で民主党が推す候補が敗れた。千葉県知事選に続く2連敗となった。当時、西松建設を巡る政治資金規正法違反事件で秘書が逮捕された小沢一郎代表(当時)への風当たりが強くなっていた。

   翌13日、スパモニ通信簿が取り上げた。「秋田の選挙でまた負けた 『NO』なのは民主党か小沢代表か」。

   スパモニ通信簿は、コメンテーターの鳥越俊太郎の見解を紹介した。鳥越は、世論調査で「小沢代表は辞めるべき」とする数字が大きい一方で、望ましい政権については民主党と回答した人が自民党を上回っていることを指摘した。これを受け鳥越は「政権交代してほしいという流れになっている。しかし小沢さんはと…」と話した。

   結局、小沢代表は09年5月、代表職を辞任した。後任の鳩山由紀夫代表は、09年8月の衆院選を経て政権交代を実現、首相に就任した。

   2010年4月。鳩山内閣の支持率は下降を続けている。今回も小沢幹事長の「政治とカネ」問題を抱えているが、それに加え首相自身の「政治とカネ」問題や指導力不足も絡んでいる。1年前の「NO」は「小沢代表」に対するものだったようだが、今回の「NO」の矛先はどこを向いているのだろうか。

テレビウォッチ編集部)

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