くも膜下出血とストレス 「女性に多い」夫のせい?

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<テレビウォッチ> 練習中に倒れた木村拓也巨人軍コーチが4月7日未明亡くなった。死因は『くも膜下出血』。5人に1人が病院に搬送される前に死亡するというこの病気の実態を小木アナが取り上げた。

30代、40代でも

   専門医によると「最近は、ストレス社会で30代から40代の方でもくも膜下出血が起きている」というから、年寄りだけの病気ではなくなった。

   で、くも膜下出血とはどんな病気なのか?? 脳を保護する役のくも膜と脳の間に張りめぐらされている血管が切れて出血し、脳にダメージを与える病気という。脳卒中データバンクの調べでは、2009年の年齢別頻度の症例数派、男性は50代がダントツに多く236件、60代になると102件と下がっている。

   一方、女性は50代に302件とグンと増え、以降70代まで300件台が続いている。

   なぜ50歳以降の女性に多いのか? コメンテーターの鳥越が「(夫の)老人が女性の重荷になっていてストレスの原因になっているのでは……」と、女性が喜びそうな穿ったことを。

脳ドック

   そこで発症しやすい原因だが、血管が薄い人、高血圧、飲酒、喫煙、ストレスがあげられている。

   予兆は人によってまちまち。母親が発症したという小木は「まず頭痛、バットでガーンと殴られたような痛みがあると表現する人もいたり、パターンはいろいろ。あと吐き気、意識障害……」などがあるとか。

   予防は、原因となっている禁煙、飲酒を控えめ、ストレスをためない他に、定期的に脳ドックを受けることだという。ストレス解消のために喫煙する人もいるのだが……

   3月に脳ドッグを受け異常がなかった漫画家、やくみつるは「しびれを感じたので主治医に紹介状を書いてもらい専門機関で診てもらった。治療の一環として診てもらえば保険もきくようです」と。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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