<テレビウォッチ>小倉智昭が「ペットをとりまく葬儀ビジネスの問題点が浮かび上がってきました」と語り出す。埼玉・飯能市の山中で、黒いビニール袋に入った犬の死骸が100匹ほど見つかったのだ。
悪質業者が投棄か
第一通報者によると、「きれいなリボンがついていたり、洋服が着せられていたり」で、ペットであったことは確か。ほぼ同じ場所に棄てられていたことから、悪質な葬儀業者が不法に投棄したものと見られるという。
小倉智昭に「精神の問題だと思う、そういう業者の方の」と水を向けられた高木美保が長広舌をふるった。「飼い主の思いにつけ込んだという意味で人間をだましていることでも罪」とした高木は、次のように述べた。急激にペットブームが起こって、ペットに対する認識が法的に不備なところがある。生きているペットを扱う業者が届け出制になったり、店舗に必ず取扱責任者を置かなければいけなくなったり、ようやく整ってきつつある。亡くなったペットについても法的整備をする必要がある――
そして、人間の遺体が発見されると遺品が公開されるように、ペットの場合も遺品を公開して、最後につけていた首輪や衣類で飼い主に特定してもらって、業者をたどり、厳しく摘発してほしい、と訴えた。
葬儀業者によっては、産廃業者に出したり、生ゴミとして出す不届き者もあるという。警察は、廃棄物処理法違反の疑いで調べを進めているそうだ。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト