<テレビウォッチ>ご存知「ロト6」。1から43までの数字から6つを選ぶだけで2億円がねらえる宝くじ。これに、統計学の専門家集団2組と幸運家族が挑戦した。1口200円を5口、1000円ではたして結果はでるのか?
6の倍数が…
まず武庫川女子大の情報メディア学科、丸山健夫教授研究室の学生5人。丸山教授は「6」は旧暦で大きな意味を持つという。月と日を足した数が6で割り切れる日が「大安」。以下余の数で、赤口、先勝、友引、先負……仏滅は余りが5だ。
そこで過去の抽選日の分析から始まって、この企画の抽選日11月12日(仏滅)をにらんで、過去の仏滅日の抽選で出た数字を分析したら、なんとよく出た数字の上位6個がすべて6の倍数だった。「鳥肌が立った」と学生。これに、人が選ばない数字という「癖」を勘案して、買う数字を割り出した。
次が岡山理科大情報科学科の柳貴久男准教授と学生たち。こちらは過去のデータから、相性のいい数字を割り出した。「10と22は同時に出やすい」などなどの分析を経て、さらに数式を作って出やすい数字を割り出した。
そしてもう1組、茅ヶ崎市に住む懸賞家族、朝倉さん一家。この4人家族は、車、宝石、お米など、月50ほどの応募で9割方あてているという幸運家族だ。風水はもちろん、おまじないも欠かさないが……。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト