<テレビウォッチ> 子どもたちが描く「未来の科学の夢絵画展」が、4月13日から25日、上野の国立科学博物館で開かれるが、その絵のいくつかをスタジオで見せた。これが面白い。テリー伊藤も、「もう概念が違います」と脱帽だった。
「ここから新しいアイデアが」
◆胴体が伸びる腹巻き(西村行騎馬・小5 発明協会会長賞)
はしごや高枝バサミがいらなくなります。地面に立ったままで、胴が伸びて高い枝を剪定している人たちの絵がかいてある。
◆虫めがね型図鑑(上田杏子雄・小5 日本弁理士会会長賞)
虫めがねに植物や昆虫の図鑑が内蔵されていて、レンズを向けると、名前や知識が出てくる。キクの花に向けた大きな虫めがねの絵。
◆化石に生命(いのち)の水をかけて復活!(工藤光晴・小4 科学博物館長賞)
生命の水は細胞を再生させることができるので、恐竜などの古代生物が蘇る。博物館の恐竜の化石に、生命の水をかけている少年の絵。
テリー「これが元の姿に戻る」
加藤浩次「最高だ」
◆明るいめがね(駒田茉夕・5歳 優秀賞)
目の不自由な人がこのメガネをかけると、何でもみえるようになるんだよ。かけたら見え過ぎて驚いている絵が描いてある。「幼稚園ですよ」とテリー。
◆伸び縮みするアスファルト道路(廣穂波・忠 朝日中学生ウイークリー賞)
形状記憶アスファルトで、地震が起こっても。割れたり崩れたりせず、ビローンと元に戻ります。東北地震を思わせる絵があって、自動車が走っている。
◆ミクロドクター(小沼優希・小5 文部科学大臣賞)
小さいロボットで、ひとのからだに入るとガン細胞をみつけて残らず退治します。人はもうガンで手術をしたり死ぬことがなくなります。絵も実にいい。
勝谷誠彦が、「昔、映画にありましたね」テリーは「楽しいじゃない。ここから出てくるんだよ、新しいアイデアが」
加藤「子どもに学ぶことはあるなぁ」
確かにちょっと驚き。いまの子どもはもっと、夢がないのかと思っていた。いや、夢がなくなるのは、このあとか……。