<テレビウォッチ> 『選挙の小沢』が、参院選2人区の2人目の候補者擁立を巡って豪腕ぶりを発揮している。
吉か凶か
地元県連の反対を無視し2人目の候補を発表した静岡、現職の衆院議員をくら替えさせた京都、地元県連の推薦を無視し差し替えた茨城……。
支持率低迷の中で共倒れの可能性すら囁かれている。はたして凶とでるのか吉と出るのか、番組が取り上げた。
小沢幹事長は先3月末、静岡の2人目の候補者を発表した。共倒れを懸念する同県連会長は「1議席を取るために必死でやっているから、県連としては2人目の候補の応援はできませんね」に、小沢は「静岡だけを例外扱いはできません」とにべもない。
一方、茨城では県連が推薦している候補者を最後まで認めず、差し替えた。理由について小沢は「私と似たような老人が選挙戦を繰り広げるのは非常に厳しい。肉体的、精神的に若い候補者を擁立したい」。差し替えられた弁護士はこれに「健康? 今、何も悪いところはありません。十分選挙戦を戦える」。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト