<テレビウォッチ> 厳しい経営環境を象徴するように新入社員の初出勤日は、あいにくの春の嵐となった。
入社式
番組では、4月1日行われた話題の企業の入社式を取り上げた。さてどんな入社式だったのか……
リコール問題で揺れるトヨタ。1250人の新入社員を前に豊田社長は次のように訴えた。
「マラソンに例えると、トヨタは先頭集団にいたわけですが、今回つまずき大転倒してしまいました。『私がトヨタを立て直す』くらいの強い気持ちを持ってほしい」
経営再建中の日本航空。グループ企業を含む566人の新入社員に稲盛会長は「このような状況で入社を決意いただき大変心強く思っています」と、こちらはグッと低姿勢。
ボディーピロー型
ところで、新入社員のタイプを毎年発表している日本生産性本部の『職業あり方研究会』によると、今2010年の新入社員は『ETC型』。その理由は「関係を築こうとする直前まで心の『バー』が開かない」からとか。
企業側が『心のバー』を開いてくれず、なかなか内定が決まらなかった反動で、トラウマが残っているというわけか??
ちなみに、02年入社の中野アナは『ボディーピロー(抱きつき枕)型』で「クッション性があり等身大に近く気持ちがよい。上司が気ままに扱うと床に落ちたりする(早期退職)」。
1987年入社の笠井アナは『テレフォンカード型』で「一定方向に入れないと作動しないし、仕事が終わるとピーピーうるさい」。
キャスターの小倉が「やがて消えるだろうとは言っていないの?」と冗談を。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト