「意味を知ってれば」
これまで出ていない第3の案を持っているというのだから当然、谷垣総裁は「移設先は沖縄県内ですか? 県外ですか?」と。
これに鳩山首相は「いくら谷垣総裁といえどもお答えできない……私の腹案は現行案と少なくとも同等かそれ以上に効果がある」と言い切った。
自ら崖っぷちに追い込んでいく姿は悲愴感さえ漂うが、キャスターの小倉が「あると思いますか?」に、文芸評論家の福田和也が「『腹案』という意味を知っていればいいですけどね……」。
小倉がさらに「『現行案と少なくとも同等』というなら辺野古案のまんまということじゃないの……」と皮肉った。
さて、2回目の党首討論どちらに軍配が。1回目の結果に「谷垣おろし」を口にした自民党の舛添前厚労相は「今回はだいぶ迫力があったと思います」と評価した。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト