基地問題の鳩山「腹案」発言 「これから考える、が本音?」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

<テレビウォッチ>きのう3月31日の党首討論で、自民党谷垣総裁の追及は普天間問題が中心だったが、そこで鳩山首相は、「腹案がある」といった。みのもんたは「私も腹案はあるんですが、10分もたない。すっと出ちゃう」(笑い)

「現行案と同等かそれ以上」

   この日の討論で谷垣総裁は、前回の「弱腰」との批判を意識してか、普天間移転に的を絞って、この問題で揺れる鳩山政権を追及した。谷垣総裁は「3月に回答を出したいといったのに、他人事のようにいう、そして人に転嫁していく」と、総理としての資質をついたのに対して、首相は色をなして、「自分の責任を他人に転嫁などしていない」と反論。さらに「私は腹案を用意している」といった。

   谷垣「抑止力を守ることと沖縄の負担軽減を両立できる唯一の解が現行案だった。腹案というが、移設先は県内? 県外? 国外ですか?」

   鳩山「現行案で決まりかけたとおっしゃるが、辺野古の海に杭ひとつ打てなかったじゃありませんか。県内か県外かはいまお答えできない。国民のみなさまにはいましばらくお待ちをいただきたい」

   谷垣「その腹案は現行案より優れているのか」

   鳩山「現行案と少なくとも同等かそれ以上の効果がある」

   みのがスタジオで発言を整理した。

   首相「腹案をもっている。関係閣僚にもその認識の下で行動してもらっている。(場所は)まだ明らかにできない」。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト