首相が「ダメだ。私が決める」
みの「税収は欲しいところでしょ。でも500億をなしにする?」
亀井「これは別のところで稼いで税金払えばいい」
で、首相は何を語ったか?
亀井「私が決めますと。平野さんがね、彼は調整能力ないっていうけど、ものすごくありますよ。わたしなんかしょっちゅうだまされてるんだが、その平野さんが、『もう少し議論を』といったら、『ダメだ。私が決める』といった」
みのが「民から官へ移行する本当の狙いはなんですか?」
亀井「もともと肥大した官ではだめ。民間の自主性、自発性がないとダメという考え。ただし、国家の役割というのは常にあるんです。放っておけば強者が弱者を食っていく。それを調整するのが国家の役割」
みのは、「限度額引き上げで。こっちの方がいいやと預金が動くかもしれない」
亀井「民間は限度がないんですよ。ゆうちょも青天井にしたら、これは影響があるが、こんど2000万円にして、施行の段階で預金の様子を見て、限度額を引き下げることだってある」「亀井はけっこう臆病なんでね」(笑い)
みのが「小沢さんの意見はどうなんです?」
亀井「議論したことはない。同じ考えだと思う」
みの「連立必要ないともいわれた」
亀井「ケンカして手を握って、ケンカして手を握って、2度目だもん」(笑い)
「いまは握ってる?」「握ってる」(笑い)
終わって、みの。「番組に入る前に、『何だこの新聞の論調は』と大分ご立腹だったんですよ」
まあ、愉快なおやじだが、これに振り回される閣僚たちが情けない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト