「ある程度提案事項を」
小倉が「ある程度の提案事項を持ってなければおかしいですよね。プランは出来上がっていると見たらいいんですかね??」と、やはり疑問を。
これにニューズウィーク日本語版編集長の竹田圭吾が次のような答えを。
「いやー、できていないですよ。普天間の移設は、日米間の単なる合意でも覚え書きでもない。協定ですよ。それを覆すことは外交の常識では有り得ない。それをやろうとしているのに全く話がまとまっていない。だからこそ岡田さんは相当な危機感を持っている。首相官邸に求心力がなくなっていて、どこにどういうふうに持っていくか基準がないまま、バラバラに関係者が動いている。何を持ってこられても基準と根拠がどこにあるのか分からない。アメリカも質問すらできない状態になっている」
政治アナリストの伊藤惇夫が「鳩山政権は宇宙遊泳中」と揶揄したが、この体たらくが続けば、いずれ近いうちに消滅か……
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト