竹下通り「ウワサ」で混乱 社会心理学者の見解は

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<テレビウォッチ>ケータイで撮影した動画があった。あの狭い原宿・竹下通りが人でぎっしり。悲鳴や叫び声も聞こえて、商店の中に逃げ込む人たちや標識にかじりついて難を避けている人もいる……先週金曜3月26日の16時すぎだった。

アイドル情報も

   目撃者は、「折り重なって倒れたり」「財布がないとかクツがないとか。泣いたり倒れたり」「あちこちで悲鳴が聞こえて、『押すな』とか『早く戻れ』とか罵声が飛び交った」「ぎゃーぎゃーが悲鳴になって、人が倒れたとかけがしたとか」

   撮影した女性も、「夏休み、冬休み、春休みは人が多いが、ここまでというのは見たことがない」という。結局少女ら6人が体調不良になり、3人が救急車で運ばれた。症状は軽かったというのだが、いったい何があった?

   奥平邦彦がきのう(28日)同じ時刻に現場にいったのだが、日曜だけに相当な人だ。結局わかったのは、「ジャニーズがいる」「小栗旬さんがいる」とかいうデマだったということ。山Pだったり嵐だのAKBだったり、いろいろだったらしい。

   映像にも、「どこにいるの?」なんていう声もあった。ケータイやカメラをかまえるのがいると、「誰が?」「誰が?」でどんどん集まってしまったらしい。むろん、芸能人なんかいなかった。

   社会心理学の専門家はこれを「群衆なだれ」と呼ぶのだそうだ。たしかにすぐ近くの代々木体育館のスポーツイベントにはアイドルもいたし、表参道ではパレードもあった。それが「竹下通りにいる」となったものか。

今朝の現場は…

   ウワサが風のように走るってことか。おまけにいまはだれでもケータイはもっているから、それを突き出しているのをみれば、何だろう? となる。そればモバイルでも伝わる。現にそういう姿が沢山映っていた。

   渋井真帆が、「韓流スターを呼んで舞い上がってるファーストレディーもいらっしゃるし(笑い)、わからないでもないが……階段や歩道橋でなくてよかった」

   で、奥平はきょうも現場にいた。「え。だれもいなくなったところへ行ってるの?」とみのもんた。「はい、週末の喧噪とはうってかわって静かな竹下通りです」と奥平。「だれもいない」「はっはっ」「やだあ」とスタジオ。

   車も通ったが、確かに狭い。こんなところにあれだけの人数じゃパニックになったら危なくてしょうがない。

   みの「ウワサは一瀉千里というからね。携帯なんかなくても」で「オレ1回実験してみる」「みのさんが?」と久保田智子。

   「うん、オレが竹下通りに立ってどうなるか。それで閑散としたら……」(笑い)と次のニュースへ。うん、結果が見てみたい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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