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前田日明の民主党批判

   生方幸夫・民主党副幹事長が、産経新聞のインタビューで、「国民は小沢さんが不起訴になったから全部シロだとは思っていない。(中略)政党助成金という国民の税金に関わる疑惑もある以上、小沢さんは国会の場で説明すべきです」といったぐらいで副幹事長を解任すると騒ぎ、世論が反発するとあわてて撤回したりと、民主党は党としての体裁をなしていない。

   文春では、格闘技界のカリスマ・前田日明氏が、民主党側から参議院選挙に出馬してほしいという要請があったのに、政策はそっちのけで、スポンサーからカネを出させろ、5000万円は用意しろと、カネの話ばかりするのにうんざりして、出馬辞退したことを「独占告白」している。

   普天間の基地移設問題も、現代が報じている通りなら、鳩山由紀夫首相が始めにいっていた県外、国外は真っ赤なウソで、政権樹立してすぐに、沖縄うるま市の勝連沖に約3000坪の人工島をつくり、そこに滑走路を2本併設した基地をつることを検討していたというのだ。

   ところで、今週金曜日(3月26日)の夜に、ようやく鳩山首相の記者会見がオープンになる。大げさではなく、雑誌やフリーランスの記者にとっては歴史的なことだけに、記者クラブに安穏としている新聞・テレビの記者たちの肝を冷やすような、核心を突いた質問を期待したいものだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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