<テレビウォッチ>長崎県雲仙市に住む女子高生(3年生)が2月28日、通っていた諫早市の高校からの帰宅途中に行方不明となった。3月1日には、帰宅ルートの海沿いにあるバスターミナルから数百メートルの岸壁上で、彼女のカバンなどが発見。そして昨日3月24日、彼女と見られる遺体が雲仙市小浜町の海岸(岸壁から数キロ地点)で見つかった。遺体に目立った外傷や着衣の乱れがないため、目下、事件かどうかは不明という。
本人かいたずらか
そんななか、スッキリ!!捜査団の現場主任でラーメン刑事の阿部祐二は、独自取材でつかんだという重要情報を報告した。3月2日に、彼女を名乗る人物から自宅の母親に電話があったというのだ。電話は公衆電話の番号からで「お母ちゃん」と呼びかけた。彼女がふだん母親を呼ぶ言い方だという。「どこにいるの」と聞くと、「雲仙にいる」と伝えて、電話はすぐ切れた。地元では、「雲仙」といえば「雲仙温泉」を指すそうだ。母親はこの電話は本人からだと確信しているといい、阿部は「この電話が非常にポイントなんですね」と力説する。
しかし、捜査団長で犯罪心理分析を専門とするテリー伊藤は「お母さんも2日も(子供が)行方不明でワラにもすがる気持ちだったのでは。いたずら(電話)の可能性もあるかもわかんないし」と、この情報にさほど興味を持たず。今日行われる予定の司法解剖の結果を待つしかないとの見解を示した。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト