色分けもされていた
そのケーブルの留め具が劣化して切れ、垂れさがったケーブルが通過した列車によって切断され、架線に接触し停電したらしい。留め具は合成樹脂製の白色の屋内用で紫外線に当たると劣化が早い。丈夫に出来ている屋外用はわざわざ黒色に色分けされている。子供でも教えればわかるような誤用を誰も気づかないというのがそもそも解せない。
この単純ミスで列車3本が駅間に止まり約4700人車内に閉じ込められ、乗客5人が体調不良で病院に搬送されたという。JR東日本は「想定外のミス」だというが、パンタグラフの留めネジを忘れるなど想定できないような初歩的なミスが相次いでいる。
ハイテク導入も結構だが、その前に『プロは確認が第1』の徹底を。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト