民主「解任するのやめた」 支持率上がるか

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

<テレビウォッチ> 小沢執行部批判で噴出した民主党の生方幸夫副幹事長の解任問題。一転、もとの鞘に収まることになった。

「笑っちゃいました」

   いつもは穏健な小倉キャスターが「まさかのドンデン返しになるとは、笑っちゃいましたよ」と呆れ、その顛末を取り上げた。

   3月23日に正式に解任される予定だった生方副幹事長に本会議場で鳩山首相から話が。「『なんとか穏便に済ませれば……』みたいな話だった」(生方)という。

   このあと事態が急変。小沢幹事長に呼ばれ「もう1度、一緒にやってくれないか」と。生方副幹事長は「断る理由がないので『わかりました』と答えた」という。

   小沢幹事長に忠誠をつくし、辞任を要求した高嶋筆頭副幹事長はこのドンデン返しに「雨降って地固まる」と、苦しい釈明を。

   これを聞いた生方副幹事長はムッとして「そんな勝手なことを。雨が降ったらグジャグジャになるじゃないか。簡単に固まりはしない」と、腹の虫が収まらないふう。

「しないと思います」

   それにしても鳩山政権のブレはひどすぎる。しかも『政治とカネ』の問題は一向に埒があかず残ったままだ。

   小倉も「これで鳩山政権の支持率は回復しますかね?」と疑問を呈した。

   スタジオに生出演した時事通信の政治記者、田崎史郎はズバリ次のように。

「僕はしないと思いますよ。昨年の衆院選で支持した人たちは、失望から一部は絶望になっている。今回、それを覆すインパクトある出来事かというとそうではない。僕は『鳩山主導による小沢切り』しかないと思いますね」

   しかし、これに小倉が「『政治とカネ』で辞めさせるとなると、『あんたはどうなの?』になりますね~」に、田崎は「もちろんそうなりますね。そこはかなり辛い。そこをすり抜けられるかですね」と。

   雨降った地固まるどころか、ますます泥沼と化しただけか……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト